学校の自然図鑑 昆虫編
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ウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)
Parnassius glacialis Butler
アゲハチョウ科ウスバシロチョウ属
学校の敷地内ではあまり見かけませんが、少し降りた根広地区で、6月頃一斉に羽化し、乱舞が見られます。スイーッ、スイーッと飛ぶのが印象的です。 2000.6.7

 



クジャクチョウ:Inachis io Linnaeus
タテハチョウ科クジャクチョウ属
最初このチョウを見つけたときには感激しました。まさに濃艶華麗です。葉っぱの上でで一休み、日光浴をしているようです。
2000.5.12

 



カラスアゲハ
Papilio bianor Cramer
アゲハチョウ科アゲハチョウ属
7月になり学校周辺でよく飛んでいるのを見かけます。これは前翅、後翅ともに青みが強いタイプでした。(♀?)
2000.7.22

 



コムラサキ
Apatula metis substituta
タテハチョウ科
見る角度により、ムラサキ色に発色します。
お昼頃、根広地区を車で走っていると、たくさんのチョウが飛び立ちました。羽をひろげるとムラサキ色に輝くので、すぐコムラサキとわかりました。道端で吸水していたようです。車から降り、ジ〜ッと待っていると、また飛んできてくれました。 
2000.7.18

 



ミドリヒョウモン
タテハチョウ科ミドリヒョウモン属
Argynnis paphia Linnaeus
校舎の中にまぎれこんでいました。
窓ガラスにコツンとぶつかり、脳しんとうでも起こしたのでしょうか、床に降りてしばらくジ〜ッとしていました。 2000.7.18

 


オオミズアオ山繭蛾科
Actias artemis aliena Butler
通称:キャベツ、とても大きくてきれいな蛾です。屋外灯の明かりにバタバタッと集まってきます。
翌朝、バラバラにされたオオミズアオの羽を見かけます。きっと野鳥に食べられたのでしょう。幼虫の写真もあります。
2000.6.22

 



アケビコノハ
Adris tyrannus
1枚の枯葉のような 見事な擬態です。
はねを広げると渦巻き紋のある黄色い後ろばねがあります。
2000.9


 


ハルゼミ:セミ科
Terpnosia vacua Olivier
6月になると「しゃ〜ぁぁぁ〜」と鳴き始め、
山はにぎやかになります。
写真をクリックすると、羽化が見れます。
2000.6.8
 

 



ヘビトンボ:ヘビトンボ科(脈翅目)
いわゆるトンボの仲間ではありません。
短気ですぐ怒るので噛まれます、要注意です。
屋外灯の明かりに集まって来ます。
2000.6.22

 


オオツノトンボ
扁翅亜目(脈翅目)ツノトンボ科
Protidricerus japonicus MacLachlan
「めずらしいトンボを捕まえたよ。」とS君。
テニスコートのネットにとまっていたそうです。これもヘビトンボと一緒で、いわゆるトンボの仲間とは違います。
2000.7.17

 


ヒメツチハンミョウ:つちはんみょう科
Meloe monoko
青みがかったピカピカの黒い色です。これは♀の写真です。詳しくはツチハンミョウのページをご覧ください。
2000.12.8

 


ミヤマクワガタ:くわがたむし科
Lucanus maculifemoratus Motschulsky
代表的な昆虫といえば、やはりコレですね。
屋外灯の明かりに集まってくるので、採集も簡単です。
2000.6.22

 



ゴホンダイコクコガネ:こがねむし科
Copris pecuarius Motschulsky
最初この虫を見た時、これは新種のカブトムシかと思いました。カッコイイデス。手のひらに乗せて眺めていたら、それはフンコロガシの仲間だと言われ、それから二度と手のひらに乗せることはありませんでした。なるほど、足のつくりが違いますね。
1999.7.20

 


オオゾウムシ: ぞうむし科
Hyposipalus gigas Fabricius
触ると死んだフリをします。長くのびた口はあいきょうがあって可愛いいものです。
赤松の木の薪割りをしていると、幼虫が出てきます。幼虫の姿もカブトムシの幼虫の頭の部分だけ切り落としたような、ユニークな形をしています。

写真をクリックするとオオゾウムシの羽化がみれます。
2000.7.30

 



アオオサムシ:おさむし科
Apotomoptrus insulicola Chaudoir
動きも速く、どちらかというと嫌われてしまいますが、緑色の光沢で、なかなかキレイな甲虫です。
2000.7.18

 


ミヤマハンミョウ:はんみょう科
Cicindela sachalinensis Morawitz
六合村のはずれ、芳ヶ平へ向かう途中よく見かけるのがこの甲虫でした。動きが速いです。
2000.7.16

 


マダラカマドウマ:直翅目(跳躍目)カマドウマ科
Diestrammena japonica Karny
跳躍力が曲者の猫背の昆虫。
撮影中も、そばで見ていたU君の腕にピョン、服の上をピョンピョンと、いつも冷静なU君も「ウワッァ〜!」とビビッていました。
気を取り直して撮影再開、今度はU君を笑って見ていた、H君の服にピョン、「ひっぃぃ〜!」と、恐怖におののく声。嫌われ者ですね。2000.7.18

 



オオトビサシガメ
半翅目異翅亜目(カメムシ亜目)サシガメ科
Isyndus obscurus Dallas
薪運びの最中に出てきた虫。
「先生、これなんですかね?」
「よくわからないけど、刺されそうだからあまりさわらないほうがいいよ。」
サシガメという虫、初めて見ました。2001.6.20

 



ミズカマキリ:半翅目異翅亜目タイコウチ科
R.chinensis Mayr
六合村のはずれの湿原、芳ヶ平の池でのんびりと泳いでいました。 2000.7.16